「親バカ」と「バカ親」とは違う。

 「こどもの日」に寄せて。
◆こどもの数は1765万人、24年連続減少◆
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       ※写真は記事の内容とは関係ありません。

 以前連載していた雑誌で担当編集者からこういう話を聞いた事がある(このブログの最初のあたりを読んで頂くと、それがどこだかおのずと分かってしまうと思うが)。

 編集部に「ウチの子が○番の賞品を欲しがっているので、どうか懸賞を当てさせてやって下さい」と電話をしてくる親がいるんだそうだ。





 ・・・それじゃ「懸賞」の意味無いだろ~~~。

 その編集さん曰く、「今は少子化で子供が少なくて、親が子供にお金を掛けたり甘やかしてる風潮がある」。しかしそれでも「お客様(=読者)は神様」

 大変だなぁ、編集さんも。そんなのが相手じゃ。って私も一時期は他人事でなく関わっていたんだけれど。(「最近は読者のレベルが落ちて来ている」とも言っていたが。)

 私が目撃した例だと、銀行のATMで後ろに人が沢山並んでるのにも関わらず子供が「ボタン押した~い!」と言うので周囲のイライラをよそに子供に押させて(しかも押し間違えまくり)、係員に注意されてた主婦とか、電車で子供を使って人を押し退けて席取りをさせてたオバちゃんとか。

あとまた聞きした話で、高校で成績の良いクラスとそうでないクラスをα(アルファ)、β(ベータ)の2組に分けていて、自分の息子が高2になってβになったので「どうしてウチの子がβなんですか!!」と学校に怒鳴り込んだ親。子供はさぞや恥ずかしかったろう。

 子供を思う愛情は分かるのだが、それが他人様に迷惑を掛けるレベルになってくると「親バカ」を通り越した「バカ親」。(「バカ親」が金や権力持ってたりすると困るなぁ。いるけど現実に。)

(ウチの親もある意味立派な「バカ親」だったのだが、ちょっと恥ずかし過ぎて書けない・・・でもいつかは書くかも。)

追記:他のサイトでいい詩を見つけたので載せておきます。
『子ども』  作 ドロシー・ロー・ノルト

批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、

激励をうけた子どもは 自信をおぼえる

寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる

賞賛を受けた子どもは 評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる

友情を知る子どもは 親切をおぼえる

安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じることを

おぼえる
         「あなた自身の社会」(スウェーデンの中学教科書)より
   ↓気が向いたらどぞ。
  
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by tokkey_0524zet | 2005-05-05 02:09 | 体験談 | Trackback(3) | Comments(32)

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Commented by capricciosam at 2005-05-05 07:14
>他人様に迷惑を掛けるレベルになってくると「親バカ」を通り越した「バカ親」
なるほど、「他人への迷惑」というのがポイントですね、最近は後者が増えてきたような感じがしています、だとしたら住みづらい社会になるなぁ
Commented by オガチャン at 2005-05-05 08:05 x
以前とある会社の手伝い(教育関係)でまあそういう類のバカ親がいました。
大体しつけを学校とかその部活とかに任せる。そして問題が起きたら
学校が部活が悪いと人のせいにする。
大体教育というのは親の仕事で「三つ子の魂百まで」
ではないですがおまえらバカな親がもうそういう世間様にご迷惑かける子供の人格形成をしてしまっていると思うのですが。
御茶ノ水大学名誉教授の外山滋比古先生は何度もお会いし「家庭という学校」はじめ様々な教育本を世に出している偉大な先生です。
昨日の地元の野球チームの後輩の応援に久々行きましたが子供のプレーは全然ダメ。でも技術はいくらでも磨けますがその母親、父親の罵声、子供達の前で煙草吸いながらガタガタぬかしているのにがっかりでした。
僕の野球人生でそういう指導者、親達がいなかったので良かったですがそれが当たり前かと。
マナーの守れない、モラルのない奴。
その線引きも出来ない奴。
大嫌いです。
Commented by super_x at 2005-05-05 09:49 x
こどもの日のタイトルで、こっちにTBさせていただいたのですが…
よかったのかなぁ?
Commented by eriarie at 2005-05-05 12:14
はじめまして^^。いますねぇ。バカ親。
今は、そういう方と上手に付き合う能力が試されることが多いです。
Commented by taizann at 2005-05-05 13:33
私は完全に親バカです。でも、決して親バカではありません。
電車の中で自分の子が走り回っているのに「ほらほら、コワイオバチャンやオジチャンに叱られるよ」とは言いませんでしたよ
Commented by taizann at 2005-05-05 15:34 x
バカ親ではありませんに訂正です。
が、オかなりチョコチョイです。
Commented by escape_from at 2005-05-05 17:18
電車の中は特にバカ親を見る気がします。
子供を叱れないのか、叱らないのか…

私は確実に親バカになると思いますが( ̄▽ ̄)
Commented by tsc-edotyuu at 2005-05-05 21:29
突如、ン十年前の小学生の時のことを思い出しました。当時よくドリルというのをやらされてたんですが、廊下側の席の生徒の親が一人、ソット来て、自分の子供にソット答えを教えているのを目撃しました。先生は席を外していました。これはバカ親でしょうね。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-06 01:12
>capricciosamさん
  それとは逆に、子供を全く愛する事の出来ない「鬼畜親」というのもゴロゴロいますけどね。

>オガチャンさん
 長いコメント、本当にありがとう。嬉しいっす^^。

 >外山滋比古先生は何度もお会いし
  そうなんですか、そりゃ凄い。
 
 外的要因も重要ですが、その根幹をなすのは「個人の資質」の様に思えます。本人の器を除けばやはり〝環境〟ってとても大切ですけれども。
 
>super_xさん
 構いませんよ^^。そちらの記事も興味深く読ませて頂きました。

>eriarieさん
 初めまして。「上手に付き合う」ってのは至難の業ですね・・・私には出来そうにない・・・。

>taizannさん
 何かコメントからも「オチョコチョイ」さんなのが伝わって来ますね^^。

>escape_fromさん
 「親に叱られた事の無い子供」って最近多いらしいですね。だから社会に出ると打たれ弱くなる。

>tsc-edotyuuさん
 それ、子供を助けてる様に見えて実は「自分で考える力」が育つのを阻害してますよね。
Commented by shou20031 at 2005-05-06 08:48
お早うございます。中国の小皇帝も大変なことになっているそうです。日本に来ている私費留学生はほとんど一人っ子なんですよね
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-06 09:50
おはようございます。

>中国の小皇帝
 「一人っ子政策」の賜物なんだそうですね(中国の子供の全部が全部そうだとは思えないけれど)。そういうところは〝日本化〟してきてますよね。
Commented by taizann at 2005-05-06 10:15
まさにオッチョコチョイを証明してしまいました。
木津川計さんは、「ケータイ文化時代は、人間から待つということを奪い取ってしまった。待つという尊い徳を、私たちは急速に失いつつある。
待たなくなればどういう人間像になるか。すぐキレるのです。
赤ん坊を床にたたきつけるような若い父親もでてきました。
子育ては待つという大事業なのに。」と言っておられました。
最近印象に残った言葉でしたので、  長くなってしまいました。

Commented by tsc-edotyuu at 2005-05-06 21:09
お晩です。首位堅持ですね。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-07 00:53
>taizannさん
 私も実は結構短気な方なんですが、キレるにしてもその「表現方法」が稚拙であったり短絡的になってきている様に思います。

>tsc-edotyuuさん
 もうその話題はいいっすよ~、いつかは否応なしに下がる時が来るんですから(ある程度そーゆー根拠があって言っている)。
Commented by moonba-moogle at 2005-05-07 16:44
こんにちは^^先日はTBありがとうございました
ままむんばです。

ブログ、読ませて頂きました。
いろんな親がいるんだなぁと、常日頃思うのですが
愛情の方向が間違っているのを、修正してもらえない「その親」もかわいそうですねー。
↑にも書いてらっしゃる方がいますが、平日・通勤帰宅ラッシュ時のDisny帰りのバカ親さんには、たまーに殺意を覚えます(笑)
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-08 02:04
 こんばんは。昨日も某動物園にてバカ親と遭遇しました。よっぽど本人の前でその身勝手さ加減について話題にしてやろうかと思いましたが、何もそこまで「親切」にしてやる必要は無いんじゃないか、と考え直してやめました。
Commented by f-as-hearts at 2005-05-08 03:13
これも、かなり驚く話ですが、子供達にイベントで「無料」でバクダンというお菓子を作って、一生懸命配っていた人が言っていました。誰一人、「ありがとう」を自分から言わなかった、と。
つまり、バカ親は自分達でもあるんです。子供に「ありがとう」すら言えるように躾けていない。そんなところから、問題は始まっていると思います。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-08 21:38
私は子供がいる訳ではないので躾云々の事は今イチピンと来ませんが、それで子供を持とうという親の気が知れません・・・。
Commented by キキ at 2005-05-08 22:26 x
こんばんは。
先日保育園を辞めた人が語った退職理由が、
「バカ親に振り回されるのに、心身共に限界が来たから」でした。
こういう理由で退職する人も、実は結構多いんだそうです。

私にはまだ子供は居ませんが、
「バカ親」にはならないように心しないと。

最近公共の場で遭遇する「バカ親」を見る度、
ムカつくを通り越し、「親バカ」と「バカ親」って、
その分かれ道になるのは何なんだろう、
と考えてしまうんですよねー(苦笑)
Commented by tokkey_0524zet at 2005-05-09 00:10
子供に対する「客観性」の度合いの差、という事でしょうかね。子供に対して客観的になれない親は多いと思いますが。(あと「社会性」かな。自分も余りあるとは言えないけれど。)
Commented by yukika at 2005-05-09 09:03 x
TBありがとうございます。
4歳児の母親として、『馬鹿親』を見る機会がたくさんあります。(笑)
私は自分の子だろうが他人の子だろうが、いけないことはいけないと本人にはっきり言うのですが、基本的なことなのに”なぜいけないのか”を理解していない子供が多いなぁと感じます。
なぜいけないのかも説明していますけど、親はこういうこと言い聞かせていないのか?!と呆れモードです。
Commented by 空魚 at 2005-05-11 00:19 x
素敵な詩ですね。「洗われ」てしまいました。ありがとう。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-06-01 10:19
大変な遅レスでスミマセン。

>yukikaさん
 「自我」が芽生えて来るまでは、親の影響って大きいですよね。

>空魚さん
 どういたしまして(私が詩を作った訳ではないのでw)。
Commented by g-day5 at 2005-06-08 09:32
TBありがとうございます。この詩は数ヶ月前に皇太子さまが記者会見で声に出して読んでおられましたね。それよりさらに前には朝日新聞の天声人語でも取り上げていました。サッカー少年を育成している某組織がこの詩を大切にしているという内容だったように思います。
この詩は言い換えれば子育ての極意でもありましょう。なるほどと思ったり、ギクリとしたり。頭の片隅にいつも置いていたいと思っています。
Commented by tokkey_0524zet at 2005-06-11 12:17
「可愛がられ抱きしめられ」るにも色んな度合いがあると思います。「世界中の愛情を感じることをおぼえる」のって一つ間違えれば“世界は自分中心に回っている”といった勘違いになりかねませんよね。その辺が本当に難しい。
Commented by westwind at 2005-08-02 00:56 x
はじめまして>tokkey_0524zet さん

別のブログで『勝ち組、負け組』&『勝ち犬、負け犬』についてコメントされていましたので、コメント代わりに、関連付けられそうな記事を選んでトラバ掛けました。

....しかしま、β組(=おそらく負け組)に分類されるのは納得ができないと、α組(=おそらく勝ち組)への評価替えを強引に迫る親がいるとは。

形だけの勝ち組は、粉飾決算で内情を隠したどこぞのカネなんとかいう会社と同じように、潰れかねないのに。

* もののけ電波塔ブログテスター westwind@周防国 *

[profile:Tokkey_200505050209#5人7人当たり前の世界は遠く]
Commented by tokkey_0524zet at 2005-08-02 02:37
 TBありがとうございました。α組になったからと言って、その後の人生が「勝ち」だとは限らないですよね。

Commented by westwind at 2005-08-02 21:10 x
ども。> tokkey_0524zet さん

>α組になったからと言って、

「運営に失敗した学校自体が「負け組」になって、組分けどころでは無くなる」なんて事も起こり得るかもしれませんね。

事業会社の世界では、会社自体が「負け組」になったら、勤めていた従業員全員が、一旦は「負け組」ですし。
(他の会社等へと救い出してもらえる従業員は、再び「勝ち組」へと戻れる可能性がありますけど)

- -
『管制塔 電源切れて 声詰まり 降りる羽(わ)ドコ田(だ)と 慌て鉄羽根』

...すいません、お昼の騒ぎで、妖しい文を書いてしまいました。

(騒ぎの元を作った人は、「負け組」へと配置転換かな?)

* westwind@周防国 *

[profile:Tokkey_200508020237]
Commented by westwind at 2005-08-03 15:50 x
ブログテスターに追加した記事をURLに埋め込みました。トラバ規制でも掛かっているのか、トラバに失敗するもので。

タイトル:少子化に関する寄稿文見っけた@7/31中国新聞「現論」欄

記事概要:・・・なんだか、酒を酌み交わしながら、とつとつとしゃべる口調で、自論の理を組み立て説明している文だな~。ところどころ口調が飛んでいる気配も感じるし。てな、わたい自身も被爆してしまいそうなツッコミは置いといて。大人の世界では、たしかに子どもにできることはなにもない。
って一文は、前後の文("いわば「大人に

* westwind@周防国 *

[profile:Tokkey_200508031500.Denpa-CoCo_Vertical-Sync.Sync-Bar-Area]
Commented by tokkey_0524zet at 2005-08-04 01:48
「勝ち負け」なんてのはコロコロ変わるって事ですね。
Commented by knrair at 2007-11-18 22:20 x
TBありがとうございます。
イイ詩ですね。
私もいろいろ引用させていただきたいと思います。
Commented by tokkey_0524zet at 2007-11-20 14:21
遅レスでスミマセン。
↑のは良い意味で「観念主義」な詩だと思ってます。